♯58 この俺、伊津五可はタイムリーパーである。 そういうと、いかにも漫画か何かの前口上みたいで格好いいが、実際制限が多くそんなに便利な能力でもない。 まず、タマという猫耳の相方の力を借りなければならない(よく考えれば能力という言い方をするなら…
♯57 「お前がいいって、それは、つまり……どういうことにゃ?」 首を傾げる猫耳少女。いまいち伝わっていないらしい。 「いや、だから、誰を選ぶかって話だったろ。正直、どの選択肢もピンと来なかったんだ」 「そうなのか?」 あんなに大好きだった幼馴染。…
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