#17 一学期の最後の日のことだった。 帰り路。 隣には林檎がいた。 日差しは暑かったけれど、気にならなかった。僕達は子供だったし、何より明日からの夏休みに思いを馳せて、それどころじゃなかったからだ。 この頃になると、僕たちは、すっかり仲良しにな…
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