#5 翌日の朝。 今日は普通に歩いて間に合うように登校していた深夜は、昨日と同じ交差点で、昨日と同じ女子生徒――藤守林檎と顔を合わせる。 「あ」 声を漏らしたのは深夜のほうだ。しかし、向こうも同じく『あ』と聞こえてきそうな感じに、ぽかんと口が開い…
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