#22 朝、深夜は林檎と顔を合わせた。お互いの通学路がここから重なる、例の交差点でのことだ。 「おはよう」 「うん、おはよう」 そういえば、ここで遭遇するのはずいぶんと久しぶりのことだった。 彼らの運命が交差した場所――運命と言えば大げさかもしれな…
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